親父の威厳 毒吐き編

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<<   作成日時 : 2007/07/03 09:13   >>

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久間防衛相発言:廃絶と傘 あいまいな日本の姿勢反映
 久間発言の背景には、核兵器を否定するのか肯定するのか、あいまいな日本の姿勢がある。

 日本は94年以降、国連に「究極的な核廃絶」に向けた核軍縮決議案を提出し、採択されてきた。また、昨年8月9日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典では、小泉純一郎首相(当時)が「非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立ち続ける」という決意を表明している。

 だが、それと同時に日本は、米国の「核の傘」の中に入ることを、安保の根幹に据えてきた。06年版の防衛白書は「米国の強大な軍事力による抑止力を、わが国の安全保障に有効に機能させる」と、明記している。

 米国の「核の傘」への依存は、北朝鮮が核実験をした昨年10月以降、むしろ強まっている。

 同月中旬来日したライス米国務長官は、麻生太郎外相との会談で「すべての安保上の約束をあらゆる形で履行する意思と能力」が米国にある、と明言。日本側の懸念を払拭(ふっしょく)した。同じころ、日本国内では、北朝鮮の核の脅威に対抗した「核保有論議」が起きている。

 「唯一の被爆国」としての歴史を踏まえ、核廃絶を国際社会にアピールすることは、日本の責務と考えられてきた。しかし、こうした「理念」と「現実」のギャップは広がりつつある。被爆国の立場、核廃絶の主張より、核兵器の政治的効能を優先して考える風潮が、当たり前になってきた。久間発言には、そんな時代状況も反映されている。

 原爆投下を巡っては、昭和天皇が75年に会見の中で「(広島への原爆投下は)戦争中のことでもあり、市民には気の毒だったが、やむを得なかった」と発言したことがあった。本島等・元長崎市長のように、「被害だけを強調する傾向」から一歩進み、日本がなぜ戦争を始めたか、その責任を問う動きにつなげるべきだと考える人もいる。

 閣僚の「失言」として首相が厳重注意し、本人が謝罪して一件落着、とするだけでいいのかどうか。久間発言は、日本の核論議に図らずも一石を投じた形となった。【政治部編集委員・小松浩】
毎日新聞 2007年7月3日 0時33分 (最終更新時間 7月3日 0時35分)


広島県人だけれども、この発言には色々考えさせられた。

最初に結論から言うと、この発言は私の中では「あり」である。

しかしながら、nanyasoreさん が指摘しているようにヤルタ協定を考慮に入れずにソ連の進攻を防いだとかという無知さ加減は大臣としては完全に失格で、溝手のとっちゃんが言っているように万死に値する。

皆さんが指摘しているように、アメリカが2種類の原爆を落としたことについては、これは完全に人体実験であり、人道的観点から許されざるものである。
この一点から見れば、日本として政府として久間防衛相発言は許されないものである。
だが、戦時中の状況の中、殺し合いに綺麗もへったくれもない。
それが、上記、昭和天皇の御発言にも繋がる。
また、LANCER1さんの指摘で、1億総玉砕・・・竹槍で鬼畜米英を叫びながら本土決戦に備えた状況を考えうるならば、通常兵器で本土に攻め入られた場合、ソ連の参戦も含め原爆以上の犠牲者と都市の破壊が行なわれ、復興に時間がかかり、今の繁栄もなかったかもしれない。タラレバの話だが、そういう側面も十分考えられる。
そして、口で幾ら奇麗事を言ったとしても、毎日のようにアメリカの核の傘下で守られている事は、また事実なのである。私自身、昨今の支那の軍備増強や北の核問題、話し合いで方がつかない馬鹿連中がいる状況では、「日本の核武装もやむなし」の考え方に傾いている。

このような状況では、自分自身、幾ら奇麗事言っても偽善者でしかない。

やはり、時代や状況で変わっていくのは仕方ないのではないか。
そう考えた時に、戦後60年以上後の久間防衛相発言は「あり」なのである。
だから、私たちに出来るのは見解を残すのではなく、ヤルタ協定、原爆の悲惨さ、アメリカの人体実験であるといった歴史的事実を正確に残していくことで、後の見解は時代に任せておけばよいのではないか。
そういう風に思うのである。

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